『妄想の対処法ー認識プロセスを観察し、妄想ループを断ち切る:マドゥピンディカ・スッタ(蜜丸経)』
新刊のお知らせです
なぜ、思考は事実から離れて、膨らんでいくのか?
妄想はどのように起こるのか?
私たちは、いつでも気づかぬうちに思考にとらわれ、妄想の渦に巻き込まれています。
事実を客観的に見るではなく、起きた現象にたいして、頭の中で妄想を膨らませ、悩んだり、怒ったり、心配したり、不安になったりして、多くの時間を費やしています…。
この妄想の問題を、どのように解決できるでしょうか?
◎続きはこちらです(↓)
事実をあるがままに見て、妄想のループから離れるための一冊です。
どうぞよろしくお願いいたします。
〈目次〉
第1章 事実を見れば、妄想は静まる-『マドゥピンディカ・スッタ(密丸経)』
■「パパンチャ(papañca)」とは何か?
■ 思考を増殖させるもの ー 渇愛・慢・見
■ 妄想のプロセス
■「主観の世界」から「客観の世界」へ
■ 妄想のループを破るには?
■ 原因にアプローチする
■ 妄想からの解放
第2章 Q&A― 原因に気づき、思考の舵をとる
■ コントロールか? 管理か?
■ 思考を色づけるもの
■『マドゥピンディカ・スッタ(蜜丸経)』の名前の由来
■ 縁起(paṭicca-samuppāda)の法則
■ 思考の舵をとる
〈著者〉
チャンディマ・ガンゴダウィラ長老
Ven. Dr. Chandima Gangodawila
テーラワーダ仏教長老。2008年、スリランカの国立スリジャヤワルダナプラ大学で、学士の優等学位を取得。人文社会科学部において、最優秀者賞を受賞。2015年、博士号を取得。
カナダに渡り、ブリティッシュコロンビア大学で4年間、仏教チャプレンを務め、さらにヴィクトリア大学の宗教・社会研究センターにて特別研究員を務める。
現在、カナダのオタワ・テーラワーダ・ブッディストヴィハーラに在住。
カナダを中心に、イギリスのケンブリッジ大学、アメリカ、スリランカ、タイ、マレーシアの大学や寺院などで講演や法話をおこなう。
著書に“An Annotated Translation Into English Of Ratnamālāvadāna With A Critical Introduction”がある。
「Authentic Buddhism」(YouTubeチャンネル)で、ブッダの真の教えを伝え続けている。
〈訳者〉
出村佳子(Yoshiko Demura)
翻訳家。訳書に、バンテ・H・グナラタナ著『慈悲の瞑想:慈しみの心』(春秋社)、『マインドフルネス:気づきの瞑想』『マインドフルネスを越えて』『8マインドフル・ステップス』、アチャン・チャー著『アチャン・チャー法話集 第一巻 戒律』『アチャン・チャー法話集 第二巻 マインドフルネスの原点』『アチャン・チャー法話集 第三巻 智慧への道』、エリーン・スネル著『親と子どものためのマインドフルネス』(以上サンガ)などがある。
ブログ「気づきと慈悲の実践」https://sukhi-hotu.blogspot.com/